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労務マガジン2023年4月号

お客様


いつもお世話になっております。


本日のメルマガでは、

令和5年度4月1日に厚生労働省から発表された

2023年度(令和5年度)のおすすめ助成金の概要と助成額をご紹介いたします。 (参考:厚生労働省)



【新しい人材を採用する時に】

1.キャリアアップ助成金(正社員コース)

<概要>

雇用期間に定めのある社員(契約社員・パート・アルバイト)を正社員に転換または直接雇用した場合に助成。

※転勤後の賃金を3%以上増額させる等、多数要件があります


<助成額>

有期→正規 1人あたり:57万円無期→正規 1人あたり:28.5万円


【事業展開やDX化を実現するための人材育成を行う時に】

2.人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)

<概要>

事業展開やDX化による業務効率化を目的として、対象となる専門知識や技能を習得するための訓練を実施した場合に助成。


<対象>

特定分野(事業展開もしくはデジタル・グリーン化)に該当するOFF-JT※を10時間以上行うこと。

※事前に認定を受けたカリキュラムに限ります


<助成額>

経費助成率:75% 賃金助成額:最大960万(1人1時間)

※1事業所1年度あたりの上限額:1億円



【出産・育児に直面した社員をサポートする時に】

3.両立支援等助成金


・出生時両立支援コース

<概要>

男性社員が育児休業を取得しやすい環境や体制を整え実際に育児休業を取得した場合に助成。 


<助成額>

育児休業を取得したら 20万円 など


・育児休業等支援コース

<概要>

出産・育児を迎える女性社員の円滑な育児休業(3ヶ月以上)取得や職場復帰を支援するプランを作成し、実際に取得した場合等に助成。


<助成額>

育児休業を取得したら 30万円 など


・介護離職防止支援コース

<概要>

「介護支援プラン」に沿って労働者の介護休業の取得・職場復帰に取り組み、介護休業を取得・介護のための制度を利用した場合に助成。


<助成額>

育児休業を取得したら 30万円 など



【事業再構築に必要な人材を採用する時に】

4.産業雇用安定助成金(事業再構築支援コース)

<概要>

事業再構築補助金(中小企業庁)の採択を受け、雇用を確保した上で、当該再構築に必要なスキル等を保有するコア人材を雇い入れた時に助成。


<助成額>

280万円(6か月ごとに140万円×2期)※年収350万円以上でコア人材を雇い入れることが前提



【生産性向上のための設備投資を行う時に】

5.業務改善助成金

<概要>

生産性向上のために設備投資(機械設備・コンサルティング導入など)を行い、事業場内の最低賃金を引き上げた場合に、費用の一部を助成。


<助成額>

30~600万円(事業場規模30人未満の場合:60~600万円)

※引き上げた最低賃金の額および対象社員数に応じて助成上限額が決定各種助成金のご相談、または自社は申請要件を満たしているかなど気になる事がございましたらお気軽にご相談ください。

※こちらは、2023年4月3日時点の情報です。


労務マガジン2023年4月

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